南森町カイロプラクティックセンター

症状別説明

肩こり

ヒトは肩コリを起こしやすい

人間の先祖は四ツ這いで暮していたとされています。これが直立するようになった為、 両手は肩からぷら下る格好になり、骨格にかかる負担に著しい変化をきたしました。 その為肩を支える筋肉に要求される緊張も変化していきました。 首の筋肉は頭を支える為、以前にも増して緊張を強いられ、 その筋肉の付着している首と肩の骨に負担がかかるようになってきたのです。

姿勢から起こる肩コリ

青年期までは比較的活発に運動することや、「固定した姿勢」が要求される「仕事」に無関係な為、 首や肩の筋もやわらかく血行も良いのです。しかし成人するにつれて運動不足が目立ち、 また仕事などによる固定された姿勢の為、筋肉は弱くなりアンバランスになってきます。 首の骨(頸椎)は筋のアンバランスな緊張の為、本来の位置を保てなくなり、頸椎はズレてきます。

頸椎のズレからくる肩コリ

日常もっとも多いといわれる肩コリは、この頸椎が原因しているといわれています。 筋の疲労、緊張による肩コリは筋の持続的収縮や過労のあとの代謝不全によることが多いので 日頃から筋力増強を心掛けることも大切です。
肩をもんだり、たたいたりすると一時的に血行が良くなり楽になりますが、きっちりとアプローチしないかぎり、またすぐに凝ってしまいます。

内臓疾患からくる肩コリ

肩コリは首から肩甲部の疾患には必ず併う症状であるといってよいくらいで、 ガンコな肩コリは単に筋の疲労による緊張というだけでなく、 他の慢性疾患の一症状として現われることが考えられます。 内臓を支配している神経は肩のヒフや筋肉を支配している神経と同じ 「脊随」から出ている為、内臓の病気でおこった神経の興奮が肩の痛みやコリとして感じるのです。 この、脊髄神経は背骨の間から出てくるので、背骨のわずかなズレによって、 内臓の機能や抵抗力を低下し、病気になるという場合があります。

腰痛

腰痛は文明の利器がもたらす現代病

腰痛になりやすい素質(因)我が遠い祖先に逆のぽると、長いこと四本脚で這行し、 背骨もハリ(梁)として使れていました。また、構造もそれに適するように作られています。 人類が二本脚で立ち色々の道具や火の使用は、人間としての意識を高め、 文明が芽え始める一方、背骨は大黒柱として使われ始めた。 そのため、背骨の後部の関節は不安定となりズレやすくなってきました。 それを背骨の両側にある起立筋が支えています。

腰痛の原因

前述しましたような素因に加えて、交通機関の発達した現在では歩くことも少なくなり、 まして物を背負ったり、荷車を引く必要がなくなり、足腰の筋は弱くなってゆく一方です。 その上、動きの少ないデスク・ワークや自動車の運転等はこの傾向に拍車をかけています。 そのため腰は硬くもろくなり、一寸としたことで腰を痛めることになるわけです。

腰が痛くなったとき

ギックリ腰とか突発的に起こった腰痛。たとえば重い物を持ち上げた時とか、 中腰で腰をひねった時とか、すべってころんで腰を打ったような時、 あるいは朝起きたら腰が伸びなくなったという急激に起こった腰痛の場合は、早急に治療を受けられた方が 良いのですが、強い痛みの為に歩けない場合は、安静が第一です。 激痛(炎症を起こし熱がある場合)がおさまるまでの二、三日は家で冷やして休まれていてください。その後、問い合わせください。
大部分の腰痛は、手術・薬・注射をしなくてもよくなります。 しかし痛みを止めるだけの治療では再発を繰り返し、だんだんと悪くなります。 どうしてそこに痛みが出るのか、その原因をさがす事が大切です。

椎間板ヘルニア

直立した背骨は一番上に重い頭を頂くことになり、丁度、重石を乗せられた漬物のように、 動きの少ない椎間板は徐々に脱水化して水分が少なくなり、また養分の吸収も悪くなり老化を早めます。 腰痛を操り返し、それを放置しておくと、椎間板の髄核を包んでいる線維輪に裂け目ができ、 これが突出したり、あるいは中の髄核が突き出したりする、これが椎間板ヘルニアです。

予防と対策

1 日頃から適当な運動を行い身体のバランスを保つ
 (軽い運動で結構ですから1週間3回位い全身運動を行う)
2 バランスとれた食物と睡眠を充分に取る。
3 たまにのテニス、ゴルフ等の運動はかえって痛めてしまう場合があります。

頭痛

頭痛は誰でも経験するもので、心配ごとで頭が痛むものから、 いつも痛い、なんとなく重い、がまん出来ない程痛むものなどいろいろの程度があります。 また痛みの範囲も頭の片側だけとか、こめかみや額、後頭部などいろいろです。

痛みはどうして起こるのか?

痛みというものはなんでもそうですが、神経の末端になにかの刺激があっておこるものです。 大別すると次の表のようになります。
1筋の緊張によっておこるもので、別名緊張性頭痛などともいいます。
2脳の血行障害によるもの。(貧血や充血など)
3頭のどこかに炎症や腫痘のある場合。
4中毒(アルコール・一酸化炭素・ニコチン・その他)

による場合。
5他の場所からの神経反射によっておこるもの

(不適当なメガネ・便秘・生理・中耳炎その他)
6片頭痛・その他。

胃腸障害

胃の悩み

日本人で一番多いのが胃の病気で、内科医を訪ねて「異常なし」と言われるのも胃の病気が一番多いと思われます。 胃は自分の精神状態を正直に表わす臓器で、ストレスと胃はとても深い関係にあります。 胃の炎症はもちろん、胃にひんぱんにおきたストレスは同じ系統の神経を経て 背中や肩の痛みやコリとなってあらわれます。原因が解っている場合はその原因をとりのぞけばいいのですが、 仕事や人づきあいからくるストレスはとり除くことは大変です。 背中のコリが長く続くと背骨に位置的な異常があらわれます、これが神経に障り悪循環を作る原因にもなったりいたします。

治療法

充分な睡眠や食事療法はもちろんのことこの二次的にあらわれた筋の緊張や 背骨のユガミを治すことが必要です。カイロブラクティックは、この背骨のユガミやズレを正して 本来人間が備えている自然治癒力を活生化し、ストレスに対し強くします。 鎮痛剤や消化薬などを常用していますと、病をますます複雑にし治りにくくしてしまいます。 そして身体の異常をしらせる正常な機能が低下し、ガンなどの疾病の発見が遅くなる恐れもあります。

便秘

便秘は腸の炎症や外部からの圧迫によって、腸管が狭くなっておきることもありますが ほとんどは常習便秘といって、腸の緊張力が弱くなるためにおこります。 便秘をすると気持が悪いのですぐ下剤を利用する人がありますが、度々利用しますと習慣性になります。 そして次第に薬の量が多くなり胃腸をさらに弱めてしまいます。 便秘を治すには、一定時間に排便する習慣をつけることや食事療法と共に排便の為の神経を 正常にしなければなりません。便秘症の人は腰椎や骨盤のユガミや運動性の減退がみられますが、 カイロプラクティックでは、この歪みをとり、動きを良くすることによって 腸を支配している神経機能を高めていく効果があると言われています。 便秘が長く続きますと、頭痛、めまい、吐気、肩コリ、痔、吹出物などの原因になったりもいたします。

緊張性頭痛とは?

さて頭痛の中で最も多く、また何度もおこるものは頭部及び頸部の筋肉の緊張によるものです。 これは精神的な不安や緊張、仕事などに伴うストレスや疲労によって頭や頸部の筋肉が知らず 知らずのうちに収縮し、血行を悪くし神経を圧迫しはじめるのです。頭にあるヒフや筋肉は 大部分首と関連していて、これらを支配しているものも首から出ている神経なのです。 この収縮が長時間持続していますと、頭部と首の骨(頸椎)にわずかなズレが生じ、 これが頭痛やその他の症状の原因になってくるのです。

薬を使わない療法

手で施術するカイロプラクティックは薬や手術に頼らない療法でこれが カイロプラクティックの大きな特徴です。「頭痛がする」という時、 鎮痛剤で一時的に痛みをおさえるようなことはせず、まず根本の原因をさぐります。 頭痛が炎症や腫瘍のせいでなければ、。頭痛、その他の痛み、シビレなどでお悩みの方、一度当院へご相談下さい。

むち打ち

カイロプラクティック

ムチウチの症例 (30代女性)

30代の婦人がデパートに買物に行く途中交叉点で、後ろから軽く追突されました。 車は無傷で彼女も軽い衝撃を感じただけでしたので、そのままデパートで買物をしていました。 ところがそのうちに頭痛と首の筋のこりを感じてきましたが少し休めぱ治るだろうと思い、 家に帰って休みました。しかし翌朝になると治るどころか更に悪化してしまい、 彼女はすぐ病院へ行きました。診察の結果「頭痛は一時的なものだから数日のうちに治るだろう」 といわれ医師は何の治療も必要なしという判断でした。4,5日しても一向に回復せず友人に 勧められて、専門医の予約を取りました。その専門医は「このタイプの疾恵は時間がかかるので、 もっと安静にする様に」と告げられたそうです。しかしいつになっても頭痛は止まずそのうち腕が しびれる様になってきました。彼女は神経質になりイライラし、怒りっぽくなり、 夫や子供にもあたるようになったそうです。 そんな時、遠くにいる彼女の父親からカイロプラクティックを受けたらどうかと勧められ、 カイロプラクティックを尋ねました。初診の検査では上腕を支配している神経が圧迫を 受けていることがわかりました。又レントゲン検査の結果2つの椎骨がズレていることが分かりました。 この神経への圧迫がある限り彼女は良くなるはずはありません。カイロプラクティックの施術を受けられ、その晩は事故にあってから初めてゆっくりと眠れたそうです。 数回の施術で回復しもとの楽しい家庭の明るい主婦にもどられました。

上記は、一症例です。お悩みの方、一度ご相談下さい。

昨今では、お医者様から、病院での診察、検査の後、マッサージやカイロに行ってみては?っと言われ来院される方も、増えています。受診中の方は、医師に御相談ください。

側弯症とは

80%が原因不明

側弯症とは脊柱が右又は左側に曲がっている状態をいいます。 側弯症はその原因によりいくつもの種類に分かれています。 その中で原因不明が80%近くを占め、それが最近問題になっている特発性脊柱側弯症です。

10代の女子に多い

この側弯症は女子に多く男女の比率は1:9です。年令により幼児期型4才未満、若年期型4才~9才、 思春期型10才~15才に分けられます。思春期型が最も多く家の人や学校の身体検査で発見されたりします。 放っておくと骨の成長と共に進行してゆきます。この骨の成長が止まる時期には個人差がありますが、 大体15才~18才ぐらいまでで男子は女子より2年位遅れます。

4つのチェックポイント

特発性脊柱側弯症を発見するために、家庭でもできる簡単な検査があります。 次の4つのチェック・ホイントのうち3番までは直立して後から、4番は両手を下げて身体を前に曲げた状態でチェックします。


1両肩の高さの左右の差
2両肩甲骨の高さの左右の差
3ウエストライン(腰のくびれ)の左右の差
4前屈したとき左右の肋骨の高さが異なる

みかけの悪さだけではない

症状は最初のうちは外見が悪いだけですが、進行してゆくにつれて背中や腰の痛みを訴えるようになります。 更に悪化すると肺活量が減り、肺や心臓にも悪影響を及ぽしたりもします。